岐阜 塗装 ペンテック

劇団はぐるま55周年      (有)ペンテック

平成22年4月24日(土)  場所:グランベール岐山

劇団はぐるま55周年&こばやしひろし誕生日パーティー

劇団 はぐるま 55周年.jpg

こばやしひろし先生「本日は、こんなにたくさんんの方が集まっていただき、ありがたい事です。私は、いつまで生きられるか分かりませんが。私の葬式の時にはこんなにたくさんの人が集まってくれるのかどうか。」と、つぶやくように言うと会場からドッ笑い声が出ました。

劇団はぐるまに関わり17年が経ちます。実質の劇団員としては2年でしたが、絵を描いたり、役者で出演させていただいたり、そして、こばやし先生からは貫き方、考え方、生き方を教えていただきました。こばやし先生は、現在82歳でガンと生きています。辛い体をおして、私たちの前に姿を見せてくれました「先生、ありがとうございました。」

大道具のセットを書き割       (有)ペンテック

劇「頭痛・肩こり・樋口一葉」 岐阜市東柳瀬 御浪町ホール

劇団はぐるま公演

劇団 はぐるま 頭痛.jpg

枠組みしたベニア板でできたセット(パネルと呼んでいます)を、描き割っていきます。古民家風に味を出す為に、わざとくすんだ風に描いていきます。木にペンキを塗るのと違い、パネルに木目を順番に描いていきます。 仕事が終わってから、作業着に着替え、夜9時ぐらいから描き始めます。絵を描いている時間は、とても集中でき、リラックスできます。でも、気が付くと、午前1時。家に帰る頃は、夜中の2時を回ることもあります。でも、頼りにされるのが嬉しくって呼ばれると、出かけてしまいます。最高の道楽です。(笑)

大道具の書き割 劇団はぐるま    (有)ペンテック

劇団はぐるま公演 ミュージカル「ブンナよ木から下りて来い」

劇団 はぐるま ブンナ.jpg

舞台セットに使う大道具に色を付けていきます。真っ白い大きな布が緑色の木の葉っぱになっていきます。描いていると、でかいんだけど、文化センターのステージに吊るすと、小さく見えます。布に描いた背景画の事を、「ドロップ」と呼んでいます。

こばやしひろし先生と対談    (有)ペンテック

 劇団 はぐるま こばやしひろし先生.jpg

左 汲田正子さん 中 こばやしひろし先生 右 田中茂さん

平成20年11月11日(火)10:00〜

【場所:岐阜市桜通りのこばやし先生自宅にて】
     
 小林先生はメガネ越しに僕の目をジーッと見つめていた。険しい顔で。
(小林先生)「茂、生きとるのも苦労やぞ。」 深くうなずきながら言った。
(田中)    「はい。」
(小林先生)「生老病死(しょうろうびょうし)って言ってな、人間には4つ苦があるんや。
       生きるのも苦労や。働かなあかんし、・・年貢も納めなあかん・・・。
       老いるのも苦労やし、病も苦労やし、・・死ぬのも苦労や・・・。
       こうやって死んでかんならんと思うと・・・
       いつかは、死んでかんならん。
       ・・生きとるという事は、しみじみつらいなーぁ・・・。」
      (先生は、腹の虫を搾り出すような低い声で、淡々と語った)
(田中)  「先生、今いくつになるんですか?」
(小林先生)「81や81。80までピンピン生きとってコロッといくのがいいなあ。
       希望の無い病気は辛いなあ。」
(田中)  「ガンだったんですか?」
(小林先生)「胃を切って、肺を切って、また胃を切って。今年大きな手術を3回やった。
       ・・この前も熱が39度4分まで上がって・・・・死にかけたわ。
       医者は治すのが仕事。治らんとなると・・・。」
(田中)  「今年3回も手術したんですか!(マジビックリ。) 僕、心臓が悪いんで、
       1回手術したら多分コロッ。ですね。(首を横にコクンと倒した。)
       先生何かやりたいことがあってこっちに戻ってきたんじゃないですか?」
(小林先生)「・・うーん、やっぱ書くことかなあ。」天井の隅を見つめた。
(田中)    「書くのって楽しいですヨネ。」
(小林先生)「茂、お前の文は面白いよ。」と、うなずいた。  
(マコちゃん、お茶を持って登場。)「そうそう、茂の文は面白いよ。ついつい読んじゃ
       うもん。」マコちゃんは、うんうんと、2つうなずいた。       
(田中)  「本当ですか?小林先生とマコちゃんから。そんな嬉しい事はないです。
       ありがとうございます。」感謝
(マコちゃん)「そういやー茂、御浪ビルのペンキ塗り頼むね、ちょっと覗きに行けんか
       もしれんけど。」小林先生の方を見てから言った。
(田中)  「マコちゃん、大丈夫、任せといて。あと、劇団の事でも、ホールの事でも
       僕に出来る事があったら何でも言ってくださいね。
       役者としては役に立つかどうかわかんないけど。ハハハ。」笑
(小林先生)「フフフ・・ありがとう。・・ありがとう。」笑
       先生は、両手を顔の前で合わせて、僕に笑顔をくれました。

  こばやし ひろし 先生の略歴

昭和2年  本巣郡合渡村に生まれる
昭和26年 岐阜高校教論
       演劇部指導に当たる
昭和29年 劇団はぐるま創立に参加
昭和40年 岐阜工業高校退職
昭和46年 東日本リアリズム演劇会
       議 事務局長
代表作
「円空」「郡上の立百姓」「ブッタ」
「カンナの咲き乱れるはて」「親鸞」

劇「親鸞」 岐阜の劇団はぐるま  (有)ペンテック

劇「親鸞」 劇団はぐるま公演 作:演出 こばやしひろし

親鸞役 林隆昌   山法師3役 田中茂

劇団 はぐるま 親鸞.jpg

仕事を終え、夕飯を食べ、夜8時から11時まで芝居の稽古場に出かけます。週4日の稽古は中々ハードです。